皆さん、こんにちは!
ファーストクラストレーナーズの池田です。
今年の夏は猛暑が予想され、梅雨入りも例年より早いとか。
お天気をコントロールすることはできませんが、生活習慣・パターンはコントロールすることができます。
今回の記事は、ダイエットや体脂肪率を減らしたいと思っている方への一助となるかもしれません。
●「早食いは太る」は本当か?
さて、「上手い・早い・安い」という言葉もあるように、食事に時間をかけずに済ませる方も多くいらっしゃることと思います。
それは、そもそも食事に興味がなかったり、食事に時間をかける余裕がなかったり、様々な理由が考えられます。
しかし、もし「ダイエット」をするのであれば、それはあらためる必要があるかもしれません。
子供のころ、親から「もっとよく噛んで食べなさい」と言われたことはありませんか?
食事から栄養素をしっかり吸収しようとするならば、まずは歯を使い「咀嚼をすること」から始まります。
咀嚼をすることで唾液が分泌され、それに反応するように胃液が分泌されます。
唾液に含まれる「唾液アミラーゼ」はでんぷんの分解に、そして胃液に含まれる「ペプシン」はタンパク質の分解に働きます。
分解されるということは、大きな分子から小さな分子へ変化するということです。
ダイエットや減量をする時には、当然それまでよりも食事量が減ります。
その少なくなった食事量から、できる限り十分な栄養素を吸収するためには、固形物をなるべく小さな分子へと変化させることが必要です。
ダイエットの成功には、食事量を減らすことはもちろんですが、「よく噛む」ということも忘れてはならない要素なのです。
また、そもそも「早食いは太る」というデータがあります。
身長と体重のバランスを図るBMI(体格指数)という指標があります。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)、という公式で算出します。基準値は下記の表の通りです。
もちろん、BMIが高値であっても体脂肪率が低ければ病気のリスクは低くなります。
しかし、下記の通り男女問わず肥満の方の約半数が早食いというデータがあります。
●消化でカロリー消費する
1日に消費するカロリーは3種類に大別することができます。
・基礎代謝(生命維持に必要な最低限の消費カロリー)
・活動代謝(日々の身体活動で消費するカロリー)
・食事誘発性熱産生(食事を消化する際に消費するカロリー)
この食事誘発性熱産生(DIT)は、固形物・液体といった形状を問わずに「噛む」という行為を行うことで向上することが早稲田大学の研究により明らかにされています。
(プレスリリースはこちら→ゆっくり味わってよく噛んで – 早稲田大学 (waseda.jp)
また、DITは筋肉量が多い人ほど多くなるとされています。
さらに、糖質・脂質・タンパク質の中ではタンパク質を消化するために1番多くのカロリーを消費します。
そして、筋肉量が多い人は基礎代謝も多くなります。
●ダイエットを成功させる方法
上記のことより、ダイエットや減量を成功させるために大切なことは下記の通りとなります。
・食事量をまず今より減らすこと(タンパク質を確保し、よく噛み食事をする)
・筋トレをして筋肉量を増やす
シンプルですが、これに尽きます。
これらを1人で管理できれば良いのですが、なかなか難しいことが現状です。
私たちファーストクラストレーナーズでは無理な食事制限はお勧めしていません。
必要な食事を摂り、適切なトレーニングをご提案することで、健康的な身体を手に入れるサポートをさせていただきます。
お客様それぞれのライフスタイルやご要望に合わせたアドバイスをさせていただきます。
夏に向けてカッコいい身体作りのしたい方、水着を着る予定がある方、在宅勤務で体重が増えてしまった方・・・ぜひ一度体験レッスンにお越しいただき、施設やトレーナーの雰囲気を感じてみてください。
きっと皆さまのお役に立てることと思います。
皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
株式会社ファーストクラストレーナーズ