~背骨コンディショニング~
皆様こんにちは!ファーストクラストレーナーズの近藤です。
前回の記事では、背骨(特に腰椎)仙骨の部分にフォーカスしていきましたね。
もし内容を忘れてしまった、まだ読んでいないという方はぜひ前回の記事(8/17)を読んでいただけるとより今回の記事がより分かりやすくなります。
今回はもう少し深く、股関節周囲の神経についてお話していきます。
さて、前回の確認です。
●背骨コンディショニング(SCA)とは?
背骨の歪みを整える事により、肩凝り、腰痛をはじめ、関節痛、手足の痺れ、偏頭痛、内臓疾患など、あらゆる症状の改善・緩和を目指していくプログラムです。
●「背骨コンディショニング」独自の(医療)基礎理論
◆仙腸関節可動理論
現代の医学では不動もしくは数mmしか動かないとなっていますが、SCAでは数cm動くことを確認しています。
◆神経牽引理論
仙骨、背骨が歪みから神経が引っ張られ、身体の不調に繋がります。
◆代償姿勢理論
仙骨が歪む事で身体のバランスをとるために、背骨が歪みます。
ここまでが前回の確認となります。
思い出したところで、今回は腰椎、仙骨が実際にズレる事でどのような症状が出るのかという内容になります。
【腰・股関節周りの神経】
たくさん神経が出ていますね。
画像の腰椎、仙骨から出ている神経の束を腰仙骨神経叢といいます。
画像は途中で切れていますが、神経叢が枝分かれしていき、坐骨神経や大腿神経など呼ばれ、大腿四頭筋、ハムストリングス、膝を通り、足の末端まで繋がっています。
みなさんがよく聞くのは坐骨神経ではありませんか?TVのCM、ネットなどで坐骨神経痛とか言われていますね。
【代表的な症状(坐骨神経痛)】
皆さんがよく聞く坐骨神経とは腰椎4・5番目の神経と仙骨の前面から出て梨状筋(お尻の深いところにある筋肉)の下、太もも裏の中央を通り、膝裏で分かれ足の裏まで走っている神経です。
身体の中で一番太く長い神経になります。
その太さ一番太いところで小指の太さになります!
一般的に、腰痛は梨状筋やハムストリングスが硬くなって筋肉が神経を圧迫して起こると言われています。
【その他の代表的な症状】
坐骨神経痛以外に起きうる症状は、
・太もも前の張り・膝痛・腰痛・ヘルニア・仙腸関節痛
・足がつる、痺れ・尾てい骨痛・腰背部の鈍痛(重苦しい痛み)
・便秘・大腸、直腸障害etc
この症状で皆様は当てはまるものはありましたか?
もしくは過去になったという方もいませんでしたか?
【放っておくとどうなる?】
上記の症状が出て、病院に行き飲み薬、湿布を処方されませんでしたか?
整体に行ってマッサージを受けませんでしたか?
これで問題は解決するか?
結論➡︎根本的な問題は解決していません。
特にマッサージはされている時は気持ちいいかもしれませんが、やりすぎたり、力を入れすぎる事を繰り返すと逆に筋肉が元の状態より固くなります。
膝、股関節周囲の筋肉のハリ、つまり感を放っておくと痛みに変わり何もしないと人工関節及び骨切りといった手術の対象になります。
【根本的な解決方法】
結論から言うと筋肉の緊張を取り、筋トレをすること!
筋肉のハリ、つまり感は本当に使いすぎ、疲労から?
背骨コンディショニングでは、筋肉が縮こまり硬くなるのは骨のズレによって神経が引っ張られて緊張を起こしているせいだと考えています。
症状の原因となる背骨と仙骨の歪みを矯正し神経を緩ませ、筋肉の緊張を取り除くことが重要です。
矯正した骨の位置を維持する筋力がないと、骨が歪んで症状が再発します。
今回の記事で矯正や体操が気になった、体験してみたい方またご興味のある方は体験レッスンにお申し込みください。
思い立ったが吉日、根本的な原因を一緒に見つけましょう!
皆さまにお会いできることを楽しみにしております!